●ドル円チャートは強烈な円安示唆
、チャート分析の観点では（そもそも長期チャート分析の観点では長期的な円安トレンドが形成されているなかで、短期チャート分析の観点でも）152円以上へ円安が進む可能性が非常に高いことが示唆されています。
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第一ターゲット152円後半に到達する可能性は高く、その次はざっと154円～156円台を目指す形をイメージしてよいのではないかと思います。
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しかし今週はチャート予想に反して、151円台までで円安が止まっています。
理由はただひとつ。
●為替介入の確率100％？！
チャート分析においては152円以上へ進むことがほぼ確実な形状になっているにもかかわらず、今週は151円台までで止まっています。その理由は、ズバリ「為替介入」。
ドル円の最高値（日本円の最安値）
2022年 151円95銭
2023年 151円91銭
2024年 151円97銭（※3月28日現在）
今週、152円に迫った状況で、日本の当局（財務官や財務相）から「為替介入するぞ！」という主旨の、強い口調で円安を牽制する発言が繰り返し出ています。この状況で、152円以上へ円安が加速すれば、いくらか円高に戻すための為替介入を本当に実施することは、ほぼ間違いないと思われます。
そのため151円台で円安への流れが完全にストップして膠着状態に入りました。
「短期トレード目的」においては、上述の通り、152円以上へ円安が進む可能性が高いので、本来であれば、ドル円の買いトレードをするのが望ましいところですが、為替介入により人為的に円高に戻されるリスクがあるため、なかなか勝負しづらいのが本音です。
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