⚫10年債利回りの5分足チャート。パウエル会見で上昇する局面が見られるも低下トレンドを維持。4.0%を割り込む展開に。予想を下回った雇用関連指標からの流れをみると週の後半は、週間の新規失業保険申請件数や1月雇用統計などの雇用指標が重要な材料に。また、1月のISM非製造業景気指数にも注目。全体のトレンドも重要ですが、こちらの雇用指数も確認しておきたいです。
⚫31日の米債市場では長期金利が低下。
・予想を下回った雇用関連の経済指標、
・NYコミュニティ・バンコープ(NYCB)の赤字決算による地銀リスク、
・財務省が発表した2~4月の国債入札規模が材料視されたとのこと。
⚫FOMCイベントを通過した後は、米雇用関連の経済指標が焦点に。
・今日は週間の新規失業保険申請件数が発表されます。先週の申請件数は予想外に増加しましたが、4週移動平均は低下基調にあります。
・パウエル会見に対し株安の反応。労働市場の堅調さが確認される場合は、株高の調整相場を警戒。
⚫パウエル発言
インフレ率が持続的に物価目標の2%に向かっているというより強い確信が得られるまで、目標レンジを引き下げることは適切ではない、とのこと(声明文)。
一方、パウエルFRB議長は利下げを想定しつつも、データ重視の姿勢を維持。
⚫ドル円の日足チャート。
FOMCイベントを受け下値トライ。しかし146.00レベルが意識され、長い下ヒゲで147円台へと反発。
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