⚫昨日は円買い優勢となり、ドル円は10日線で反発が止められる状況が続いています。ユーロ円とポンド円も小幅に下落。目先の注目材料は米連邦公開市場委員会(FOMC)。特にパウエルFRB議長の言動に注目。
ドル円(USDJPY)の日足チャート。10日線で上昇が止められる状況が続いています。11月CPIはほぼ予想通りの内容に。次の焦点はFOMC。経済見通し、ドットプロット(FF金利の予想)そしてパウエルFRB議長の言動が焦点に。
⚫12日の米国株。11月CPIは前月比でインフレの粘着性が示されたものの、ほぼ予想どおりの内容に。主要な株価指数はラッセル2000以外上昇して終えた。S&P500指数のセクター別パフォーマンスは、原油安でエネルギー株が下落するも、幅広いセクターが上昇。今の地合いの強さ示唆。
⚫外為市場は米CPI待ちムード。ドルインデックス(DXY)は、フィボナッチ・リトレースメント38.2%の水準104.24レベルが強固なレジスタンスの水準に(青矢印)。日足のストキャスティクスは相場の過熱感を示唆(赤矢印)。11月CPIが米金利の低下要因となれば、200日線を視野に米ドル安が再び進行する可能性あり。
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