20240219 今週の戦略

⚫今週の米国経済指標で注目したいのが 2月の購買担当者景気指数(PMI)速報値。1月から製造業とサービス業は若干低下する見通し。雇用の堅調さとインフレ圧力の根強さが確認されるなか

購買担当者景気指数が予想以上となり米景気の強さを示す場合は、根強い米ドル買いを支える要因になり得る。

⚫ドル円は150.12-25でのスタートです。今週の経済指標では米欧のPMI速報値が材料視される可能性あり。21日にはFOMC議事要旨が公表されます。週後半には、FEDスピーカーの講演が多く予定されています。

⚫ドル円の日足チャート。高値圏での攻防を維持するも、151.00レベルでの上値の重さとモメンタムやRSIの動向を考えるならばサポート転換の可能性がある149.50(10日線)や148.75レベルまで一度反落する展開を想定しておきたい。

⚫先週の米ドル相場の動向。年初から根強い米ドル高トレンドにありますが、先週は対主要国の通貨で強弱まちまちの展開に。しかし、対日本円では底堅さを維持しました(赤棒グラフを参照)。一方、対ユーロでは売り買いが交錯する展開に。

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