●米ドル円 再び160円到達
しばらく159円を中心に小動きだったのが、久しぶりに、昨夜160円に到達した。
2022年に始まった円安局面において、最円安値は2024年7月に記録した161円90銭。
今までは最大161円でしたので、今回いよいよ162円へ円安が進むのか注目されている。
●チャート分析の方向性は、円安
4/21時点でわずかながら買いシグナル点灯。
少し大きな方向性を読み取る分析においては、今朝時点で買いシグナル点灯。
チャート分析が示す相場の方向性は「円安」点灯状態となった。
さらに、相場の潮流を示すMACD のシグナルは
3月末以降ずっとマイナスに沈んだ状態だったため、円高も警戒していたのですが、4月20日を境にマイナスの数値がじわじわと逓減、今朝ついにプラス転換。
●チャート分析の観点では
円安方向を示唆するサインが全て揃った状態になる。
●チャート分析では162~164円の可能性あり。
潜在的な円安圧力は、最低162円。
短期的に最大167円へ向かう潜在的な円安圧力もある。
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●チャート分析で、控えめに先月下旬以降の相場エネルギーを計測しますとターゲット162.7円。
先月からの、この高値圏での相場エネルギーを全て計測しますとターゲット163.6円。
大きな視点で見るとターゲット165.4円と167.2円。
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●本来であれば、最低162円へ円安が進む可能性が非常に高い。
但し、通常とは異なり、ここからは、為替介入(その警戒感)との闘いになつてくる。
●為替介入の可能性を考える
2024年
4月29日(月曜日)祝日に5.9兆円
5月1日(水曜日)GW谷間に3.9兆円
2年前ゴールデンウィーク真っ最中に、総額10兆円近くのドル売り円買い介入した実績がある。
今年のGW期間中も、160円超えて円安がどんどん加速するようであれば、為替介入の可能性は十分あると想定しておきたい。
◆2022年10月21~24日
土日を挟んで2日間にかけて実施、総額6.3兆規模
短期的には151円→145円へ最大6円
但し、その後もずるずる円高が続き、3か月後に127円へ(つまり最大24円の円高)
◆2024年4月29日~5月2日
1回目は4/29祝日、2回目は5/2GW谷間
総額9.8兆規模
短期的には160円→151円へ最大9円
◆2024年7月11~12日
木~金曜の2日間にかけて実施
総額5.5兆規模
短期的には161円→157円へ最大4円
但し、その後もずるずる円高が続き、2か月後に139円へ(つまり最大22円の円高)
【まとめ】
●過去3回の事例を見ると、為替介入はいずれも1日で終わらずに、2営業日かけて断続的に実施。小規模だった時で4円、大規模だった時は9円ほど円高に。但し、為替介入後も円高が続き、最大24円も円高に戻ったこともあった。
●介入タイミングの特徴としては、“週末近く”“週明け早々”“日本の連休中”など、「みんなが油断している時」。今まさに日本はゴールデンウィーク期間中ですので、160円を超えて円安が進めば、今日、明日、そして来週月曜以降、いつ介入があってもおかしくない状態となっている。

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