20231123 朝 円高ターゲット

⚫1123 ドル円(USDJPY)の下値水準について。目先、注目しているサポート水準147.00レベル、そして100日線と38.2%の水準が展開している146.60レベルです

⚫1121 円高ターゲット
ドル円相場は長期的な円安が続いていますが、
短期的なチャート分析においても円安トレンドが長期化していたのでトレンド転換は久しぶりです。

今回、チャート分析において、ややいびつな形状となっていますが              小さく見た場合には、10月末以降に151円を挟んだ水準で形成された保ち合いが
下方に崩れる形になっているのが分かると思います。

チャート分析において、この相場エネルギーが下方に噴出されますと
円高ターゲットは148円台半ば(148.5円あたり)。

経済・金融条件としては円安になりやすい環境が続いていますが
とりあえず上記の円高ターゲット到達を目標としたいです。
そのうえで、もう少し円高が拡大した場合には、
チャート分析によるターゲット146円台後半が意識される展開になるかなといったところです。

先週金曜夜はやや一方的な円高への動きが発生しましたので
週明けもしいくらか戻るとすれば、
それまでサポート帯であった150円台前半の水準が
今度は逆に上値抵抗帯として作用しやすいと考えられます。

⚫1121 ドル円の日足チャート。149円台をあっさりと下方ブレイクし148円台の維持が焦点に浮上。テクニカルの面では、75日線と半値戻しの攻防が焦点に。米ドル高トレンドの転換シグナルが連続で点灯中。148円割れを想定。新たなサポート水準の見極めが今の焦点に。

⚫ドル円(USDJPY)の日足チャート。150円前半のテクニカルラインを大陰線で一気に下方ブレイクし、50日線の攻防へシフト。ストキャスティクスの動向を考えるならば、50日線や38.3%の水準で短期的な買戻しの可能性あり。しかし、米長期ゾーンの利回りにはジワリと低下の圧力が高まり、11月に入り米ドル高の圧力が後退している。短期金融市場では米利上げサイクルの終了を織り込むと同時に、早ければ来年5月の利下げを意識する状況に。今後は、ドル円のトレンド転換のサインを一つひとつ確認することが重要に。

円高ターゲット
ドル円相場は長期的な円安が続いていますが、
短期的なチャート分析においても円安トレンドが長期化していたのでトレンド転換は久しぶりです。

今回、チャート分析において、ややいびつな形状となっていますが
小さく見た場合には、10月末以降に151円を挟んだ水準で形成された保ち合いが
下方に崩れる形になっているのが分かると思います。この相場エネルギーが下方に噴出されますと
円高ターゲットは148円台半ば(148.5円あたり)。

経済・金融条件としては円安になりやすい環境が続いていますが
とりあえず上記の円高ターゲット到達を目標としたいです。
そのうえで、もう少し円高が拡大した場合には、
ターゲット146円台後半が意識される展開になるかなといったところです。

先週金曜夜はやや一方的な円高への動きが発生しましたので
週明けもしいくらか戻るとすれば、
それまでサポート帯であった150円台前半の水準が
今度は逆に上値抵抗帯として作用しやすいと考えられます。

日足、サイクル・一目均衡表分析】

【日足、サイクル・一目均衡表分析】

ドル円は10月3日安値147.41円を起点として底上げ基調で推移しつつ高値を切り上げてきたが、11月3日安値149.20円を11月17日夜安値149.19円でわずかに割り込んだことで底上げ基調が崩れつつある。
10月30日安値割れを回避して151円台中盤へ戻すなら、149円前後を下値支持線として152円手前を上値抵抗線とした持ち合い相場となり、持ち合い上放れにより152円台へ進む可能性も残るとみるが、10月30日安値を割り込む場合は11月13日高値を当面のピークとした下落期入りとして年末にかけて下落基調を続けやすくなると思われる。

日足の一目均衡表では11月17日の下落で遅行スパンが悪化しやすい位置に来ており、26日基準線も割り込んでいる。遅行スパンが悪化するところからは下落期入りとみて先行スパンへ潜り込んで行くとみる。先行スパンの下限では買われやすいとみるが、先行スパンへ潜り込んだ後は再び上抜き返せないうちは下落継続の可能性ありと注意する。

日足の相対力指数は8月以降の高値更新に対して指数のピークが切り上がらない展開が続いてきたが、17日の下落で50ポイントを割り込んでいるため、11月17日安値を割り込む場合は30ポイント台前半への低下を伴う下落を想定する。上昇再開には早期に60ポイント台を回復する必要があると考える。

以上を踏まえて当面のポイントを示す。
(1)当初、11月17日夜安値149.19円を下値支持線、150.00円を上値抵抗線とする。
(2)150円以下での推移中は一段安余地ありとし、149.19円割れからは10月30日深夜安値148.80円試しとし、安値更新からは148円台前半への下落を想定する。148.25円以下は反騰注意とするが、直前安値から1円を超える反騰を見せないうちは戻り売り優勢の展開で下落期が長引く可能性があると注意する。
(3)150円台を回復・維持し始める場合は戻りに入るとみて150.0円台中盤(150.35円から150.65円)を試すとみる。150.50円以上は反落警戒とし、戻り幅の半値を解消するところからは下げ再開と考えるが、円安を助長する材料を伴って急伸する場合は151円台を目指す可能性も出てくるのではないかと考える

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