本日10月31日、世界が注目する日銀会合の結果発表が10月31日昼頃(通常12時前後)に予定されています。
すべての日本国民の生活に関係があります。
◾物価上昇で苦しい理由。テレビも伝えない本当の理由
私達は去年から物価高で苦しんでいます。
「世界的に物価上昇しているから仕方ない」と勘違いしてる人もいますが間違いです。
日本は今、アメリカよりも物価上昇率が高いです。
物価高が激しいと言われるアメリカよりも、日本の物価高の方が激しいのです。
日本の物価が上がり続ける理由は、日本だけ金利を上げないから。
去年から「世界的に物価上昇」しているのは確かです。
だからこそ、海外各国は物価上昇を止めるために、金利を引き上げました。
物価上昇を抑えるには、金利を上げるのがセオリーだからです。
物価対策の責任者は各国の中央銀行です。
日本なら日銀、アメリカならFOMCに物価上昇を止める責任があります。
(日本では日銀総裁は内閣が任命するので、現在の日銀総裁を任命した岸田内閣にも当然責任があります)。
アメリカのFOMCは去年から物価上昇を止めるために必死でした。
日本の日銀は、ボーっとしていました。すぐに物価は下がると言い張って何もしませんでした。
その結果、最新データでは、アメリカの物価上昇は止まって、今では日本の物価上昇より低くなっています。
いま私たちの家計が物価上昇で苦しい責任の大部分は日銀にあります。
◆日銀会合に注目
10月31日、日銀会合の結果発表が予定されています。
本来、これほど日本の物価が上がっているのですから、金利を上げないといけません。
しかし、日銀は「賃金が上がらないから金利を上げない」との珍説をとなえています。
賃金が上がろうが下がろうが、物価が上がっているならば金利を上げないといけません。
もし今回、日銀が今までの誤りを認めて、物価上昇を止めるために政策修正に動いたら
株価や為替は一時的には下落するでしょうが、物価上昇抑制により庶民の暮らしはいくらかマシになるでしょう。
しかし残念ながら、多くの専門家の見通しは、今回も日銀は何もしない。物価高を放置するとの声が多いです。
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