⚫昨日の外為市場は「強い経済指標→米金利の上昇」で米ドル高優勢の展開に。
ドル円は149円を視野に底堅さを維持。今日以降はFEDスピーカーの言動が市場の変動要因に。本日12時30分に豪州準備銀行 (RBA) が政策金利を発表。
⚫5日の米国株。
「強い経済指標→米長期金利の上昇」を受け主要指数が下落。S&P500のセクター別パフォーマンスは、2つのセクターを除いて総じて下落。注目すべきは、金利上昇でも大手テック株の一角に買いが入ったこと。弱気相場の中での地合いの強さを示唆する動き。
⚫米10年債利回りの15分足。
1月雇用統計からトレンドが一気に変わったことが分かります。1月ISM非製造業景気指数も景気の強さを示唆したことで4.17%台まで上昇する局面あり。4.2%が視野に。
⚫米国のISM製造業 / 非製造業景気指数の動向。
製造業は50を下回る状況にあるも、21年後半以降の低迷トレンドから脱却のムード。サービス業は50以上を維持しながら改善の傾向に。しかも直近は両方の業種で回復し、米国経済の底堅さをあらためて認識させる状況にあります。
⚫ドルインデックス(DXY)の日足チャート。
雇用統計に続き1月ISM非製造業景気指数も市場予想を上回る強い内容に。FR61.8%の水準104.63レベルの攻防が焦点に浮上。
⚫ドル円の日足チャート。
再び148.80レベルで上昇が止められる展開に。現状、日足ローソクのかたちは上影陽線。高値圏でのこれはちょっと嫌ですね。反落の局面では10日線のサポート転換に注目。
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