昨日は米ドル安優勢の展開となりました。また円高優勢の展開にもなったことで、ドル円(USDJPY)は安値142.04レベルまで下落する局面あり。豪ドル円以外の主要なクロス円も円高優勢の展開に。今日の注目材料は、米国の11月PCEデフレーター。
21日の米国株。この日は主要な株価指数が反発した。雇用関連の経済指標や利下げ期待が相場を下支え。S&P500指数のセクター別パフォーマンスは20日とは対照的にすべてのセクターが上昇する展開に。個別では好決算を受けマイクロンが8%超上昇した。
今日の注目材料、米個人消費支出(PCE)価格指数に関する記事。モノの価格(アパレル、家庭用品、電化製品など)に加えてサービス価格も鈍化の傾向に。インフレは鈍化基調を維持し、今後数四半期中の利下げの根拠を確かなものとする可能性があるとのこと。
ドル円(USDJPY)の日足チャート。10日線を意識する動きが続いています。21日の市場では再び200日線を下方ブレイク。141.33および141.00のトライを再び意識する状況にあります。今日の注目材料は米国の11月PCEデフレーター。
「利下げ(期待)→米金利の低下→米ドル安」はドル円の重石に。重要なのがクロス円の動きです。ユーロ円やポンド円は上昇相場を象徴するサポートラインと52週線を維持する状況にあります。今後の ”円高バロメーター”としてクロス円の動向に注目しています。
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