20231030週 中期目線 ドル/円 ポン円 ユロ円 切り抜き

ドル/円 円高転換の重要ポイント

先週は円安ターゲット150.5円到達後は、一旦149円まで戻ってきた。
今週、円高トレンドに転換するかどうかのポイントは第一に149円中盤
ただこれは軽めのポイントなので、
ここを下抜けたところでせいぜい値幅1円ほど円高になる程度。

次に重要なポイントがあってそれは148円台中盤。
先週もずっと言い続けていた円高方向のサポート帯です。

まだこれを言うのは早すぎると思いますが、
もしもですが、その148円台中盤のサポート帯を下抜けるような展開になりますと
ややしっかりめの調整局面(円高トレンド)に入る可能性もあります。

まだ全然そうなっていないわけですが、
もしもそうなった場合のメドを今のうちから申し上げておきますと、
ざっと145~144円台が浮上します。

ポンド円チャート分析
一度、上方向のダマシを挟んでから
先週末に秘伝チャートの下落シグナルが点灯。

ポンド円は9月後半以降の保ち合いにより相場エネルギーが結構蓄積されている状態。
このエネルギーを全て計測して、下方に噴出されると仮定しますと、
下落ターゲットはズバリ174円が出ます。

ポンド円チャートにおいて今年6月以降、ヘッドアンドショルダーズが形成されているとの前提で、さらに、その肩口から下方へブレイクするものと仮定しますと下落ターゲットはざっと172円あたり。
(7/27~28および10/3~4の下げがいずれも一時的な行き過ぎであり、それを捨象した場合には、174円が出ます。)

いずれにしましても、久しぶりにしっかりした調整局面(円高局面)が来るかもしれないと、一応、頭に入れておきたい。

◆ユーロ円チャート分析

ユーロ円のチャート分析においては、
8月後半以降、あまり例がないほどの長い保ち合いが形成されています。
(ざっと下限155円~上限159円台の保ち合い)
この保ち合いにおいて蓄積された相場エネルギーが、することになります。

ユーロ円については、先週末時点では
まだ下落シグナル点灯には至っていません。
目先のサポート帯は157円台後半に位置しています。

◆豪ドル円チャート分析

短期的なチャート形状は、
三角持ち合いがだいぶ煮詰まってきている状態。
保ち合いの上辺が右肩下がり、下辺が右肩上がり。
目先の下方の重要ポイントは94円台中盤あたり。

そこを下方にブレイクしますと、
控えめに見て第一ターゲット92円が浮上。
第二ターゲット90円が浮上します。

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